【狭小ローコスト住宅】 1000万円住宅

okada-01.jpg■建物の概要
施主は、共働きの若いご夫婦。土地を新たに購入し、残された建築予算1,000万円で造られた狭小住宅です。
木のぬくもりが感じられる、コンパクトなマイホームを希望されました。

■住宅への希望
①狭い敷地ながらバルコニーを設置したい
②十分な収納スペースの確保
③明るく広いリビングと対面型キッチン

■主なデータ
●敷地面積:57平方メートル(17坪)
●建坪率:50%
●建築面積:27平方メートル(8坪)
●容積率:80%
●延床面積:46平方メートル(14坪)
●完成年月日:2008年2月
●施工:近藤建設




■スタジオ4設計のアイディア

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◆LDK◆
ラセン階段を上ってくると、LDKがあります。タルキも間柱もすべてあらわしとして、ローコスト化をはかっています。空中に浮かぶロフトへはラセン階段で行くことができます。

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◆LDK◆
14帖のLDKは5帖ほどのデッキにつながっていて、外部と一体化した開放的な空間です。床はラワン合板24ミリ、クライアント自ら塗装したOSCL仕上げです。

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◆キッチンカウンター◆
小さな住宅にもかかわらず、食卓と一体化した造り付けのキッチンカウンターがあります。

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◆バスルーム&デン◆
バスルームは洗面、トイレ洗濯機が納まるコンパクトなサイズです。バスルームと2階の中間に天井高さ1.4メートルのデンを設けました。ン上高さ1.4メートル以下であれば階に算入されません。

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◆寝室からデンを見る◆
寝室の奥(トイレ/バスルームの上)はデン。ご主人が書斎スペースとして使っています。

■備考
2008年7月6日、テレビ東京「完成! ドリームハウス」にて放映。
●写真:松岡満男

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